青空ライン~君が居た青春~
「直湖……この曲いいねぇ……。」
「ほんとにね……。」
そんな会話を直湖と心咲が交わしている。
「……波瑠、なんで泣いてるの?」
隣にいる心咲が暗い会場の中でもわかるくらい、眉にシワを寄せながら心配している。
「えっ、いや……いい歌詞だなぁって思って……。」
「……そうだね……。」
……あとでりょーちゃんに聞いてみようかな、曲を変えた理由。
「次はー、……期待の新生優斗君じゃん!」
えっ、次優斗君なのか。