青空ライン~君が居た青春~
応援しないと!!
「頑張れー!優斗君ー!」
私はおもわず叫んでしまった。
隣でにやにやしている心咲と美緒子は見なかったことにしよう。
でも、叫んだお陰で優斗君に聞こえてたみたいで、優斗君は照れながら笑顔でこっちにてをふってくれた。
「日向かわいそー。」
「ほんとほんと。」
「でもあいつはこっちに手をふったりしなかったのよ?自業自得よねー。」
私を見ながら3人が話している。
……なによー、日向を応援しなかった訳じゃないのに。
「「まったく日向は素直じゃないよねー。」」
直湖と心咲は私をみて、見事にハモって見せた。