青空ライン~君が居た青春~
「まぁ、當真はリーダーとしていろいろと忙しかったっぽいしね。疲れたんだろ。」
「でも、ちゃんと打ち上げには参加させるから安心してよね♪」
「うん。」
……疲れたのに行くんだ……いやでも疲れてるのは当たり前か……。
「波瑠ちゃんこそ疲れてるでしょ?アイドルでありプロデューサーであるから……朝なんか走り回ってたそうじゃない。」
「あー……うん、あれは皆の楽屋、どこにあるかわからなくて走り回ってたんだよね。」
「えっ、それくらい回りの人に聞けばよかったのに。」
あ…………。
その手があったか!!(←おいおい)
「そこまで頭が回らなかったんだよねぇ……。あははー……。」
「だと思った。」
なによー、りょーちゃん、わかってたなら言ってくれればよかったのに!!
……なんて怖くて言えるわけない。