青空ライン~君が居た青春~
「あー、ごめんごめん、浩輝君。…あと一人の琉生君は?」
「あぁ、琉生なら部活だ。もうすぐ来るとは思うがな。」
部活ねぇ……。
名前的にサッカー部とか?
「とりあえずだ!波瑠にゃんに踊ってもらおーう!」
「はぁ?!」
「いいね~。適当にこの曲で踊ってみて!」
はぁー……一人で踊るのは好きじゃないんだよなぁ……。
でも、体はなまってるし……やってみよっかな。
「わかった。いいよ。」
「わーい!」
祥也君は、私の返事を聞くとすぐに、コンポの再生ボタンを押した。