青空ライン~君が居た青春~
遼side
ぎゃはははは……
品のない男達の笑い声が大きくバスのなかで響く。
……ほんとうるせぇな……。
そんなことを思いながらも、俺は男達と騒ぐ。
「湊ミナト、これどー思う?」
「俺は女の子がいいかなー♪」
「返答になってねぇ……。」
「遼、わしはこれがいいと思うぞ……♪」
「瞬シュン、それはどーなの。」
「遼、おれはこのウサギがいいと思うぞっ♪波瑠にもぴったりだっ!」
「ちょ……、千晴、名前出すなって!」
俺はなぜか波瑠にプレゼントするものを親友の湊、瞬、千晴に聞いていた。
……もうすぐ、波瑠の誕生日だからな。