青空ライン~君が居た青春~


それと同時に私の体も動く。

この曲、聞いたことないけどすっごく踊りやすい曲だな。

これならなにもしなくても体は動いてくれる。


うーん、最後はバク転かな!

よっっっと!


床に両足がつくときれいな足音が揃った。

皆、なぜか私をみて固まっている。
え、私、なんか変だった?!
 

「……すごい……!!」


「これがholy way の人気の原点……!!」


「バク転、すごくきれいに回れるんだな。」


三人とも、私のダンスを誉めてくれたみたい。
よかったぁ、変じゃなくて。

皆の誉め言葉にしばらく浸っていると、突然ドアが開いた。
誰か来たのかな……? 


「ごめん、遅れた………ってお前誰?!」


「お前誰?!はないでしょ、ルイルイ~。」


「この子は今日転校してきた神里波瑠ちゃんだよ!ちなみに波瑠ちゃんはholy way のハルだよ~♪」




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