青空ライン~君が居た青春~
……そんなの楽しくねぇじゃん。
「もうっ、皆そんな嫌そうな顔しないのっ!波瑠ちゃんだって掛け持ちしてるんだから、忙しいに決まってるでしょ?」
「そうですね……。」
柊は素直に頷く。
……忙しいのはわかってる……けど。
「はぁー……。とりあえずやるか……。」
「どんな方針にするんだっ?」
そう當真が聞く。
……いや、それを今決めるんだが。
「アタシは夏っぽいのがいいわね~。」
「俺は楽なやつ……。」
「私は豪華客船風がいいですね……。」
「俺はひとつの王国物語のようなものがしたいなっ!どうだ、いいだろう?」
なんか皆超個性的なんですけど。
これ、決まるのか?