青空ライン~君が居た青春~
「じゃーーーーんっ♪」
波瑠ちゃんはスケッチブックを皆の見える位置に置いた。
スケッチブックを見ると、star - meicarの皆と思われる四人の絵があり、動物のつけ耳をしていた。
「「「「つけ耳ぃぃー?!」」」」
僕達はつけ耳をつけるということに驚く。
「えへへっ、可愛いと思うよ~、つけ耳っ♪」
波瑠ちゃんは可愛い笑顔で笑う。
……波瑠ちゃんの方が絶対可愛いと思うんだけどなぁ……。
「あとねー、しっぽも着けてみたんだよねっ!これだけで動物っぽくなるし、すっごく可愛いしっ♪」
確かに、波瑠ちゃんが見せた衣装のデッサンは、服はそんなに動物っぽくない。
……いいアイディアだなぁ。
「動物とか、可愛い系の衣装を着こなせるのは、star - meicarやPom flowerぐらいだし、やっぱり着こなせるっていうのはユニットとしての強みだからね~。そういうのを活かさないと!」
きっと波瑠ちゃんは、すっごくプロデューサーとして勉強しているんだと思う。
いろんなユニットの特徴を理解してるし、それをわかった上で衣装やライブの企画をしてる……波瑠ちゃんはほんとにすごい人だなって思う。