青空ライン~君が居た青春~
「ならよかった……。」
「りょーちゃん、中入ろうよ、今からフェスで歌う曲決めるから。」
「わかった。」
私はりょーちゃんに、中にはいるよう促した。
……なんでりょーちゃん、ベランダに出てたんだろう?
そんなことを思ったけれど、あまり気にかける気はなかった。
「……さ、始めよっか♪」
「ええっ♪私はデビュー曲を最初にもってきたいのだけれど……。」
「あー、いいねっ♪」
「俺は新曲を最後にもってきたいぞ!」
「リーダー、ちょっと黙ってください。」
「ちょ、ひどいって波瑠!」
そんなこんなでstill kingの会議が始まった。
いいフェスになりそうだなぁ。