青空ライン~君が居た青春~


「俺、波瑠は最初で最後だから。」


「!!」


そ、それって……/////


「あー、可愛い可愛い。……おっと、もう12時か。熱も下がってきてるようだし、明日には復活できそうだな。……んじゃ、俺は部屋に帰るよ。」


「うん……/////ありがとう。」


そしてりょーちゃんは私の部屋の扉を開けた。


「んじゃ、おやすみ、俺だけのお姫さま♪」


お、俺だけのお姫さまって……/////
りょーちゃん、キャラぶれしてるってば……////


「お、おやすみ……/////」


――カチャン

はわぁぁぁぁー……。
りょーちゃんの特別になれちゃった、のか……//////
ずっと、なりたかった……。

カーテンごしにみえた一番星は、空満点に広がっていたんだ。



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