青空ライン~君が居た青春~


「とりあえず、波瑠が考えてくれたライブ内容、全員頭に入れてるな?」


「もっちろーん♪」  


「ええ。」


「んじゃ、ライブでやる曲全部今から通すから、準備しろー。」


はぁっ?!
ちょっとちょっと蒼生サン?
まだ合宿の疲れがとれてないんですけどー……。


「波瑠、そんな白い目で蒼生を見るなよ……昨日まで合宿だったんだろ?いけるか?」


そう言って日向は私のことを心配してくれていた。
やっぱ日向は優しいっっっ!!


「へぇー合宿だったのかーオツカレオツカレー。」


カチン。
こいつ……超うざいんですけどー。


「大輝なんて大学受験失敗したらいいのに。」


「はぁっ?!俺、ちゃんと大学受かるし!てか推薦で行くし!」


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