青空ライン~君が居た青春~


「浩輝くんっ!祥也くんっ!琉生くんっ!」


僕は波瑠ちゃんのところへ行くために浩輝くん達に声をかける。


「うぅ……ぐすっ、どうしたのぉ……優斗くぅん……うぅ……。」


浩輝くんの顔は泣きすぎてすごく顔が赤い。
すっごく泣いてる……。


「今から僕、波瑠ちゃんのところへ行ってくる!」


僕はそれだけを言って、人混みをかきわけて波瑠ちゃんのいるところへ走った。


「えっ?!」


「おい!」


「お、俺達も行く!」


そんな声が後ろから聞こえたけれど、そんなこと考えてる暇もなかった。



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