青空ライン~君が居た青春~
そういうと藤條学院長は少し考えるふりをして、近くにある書類をあさっていた。
なんだろ、あの書類……。
よく見ると、書類には"西園寺学院アイドル科ユニット資料"と書かれていた。
その書類はすごく分厚くて、基本データだけではなさそうなくらいの資料だった。
そして藤條学院長は書類をもとに戻し、私と向き直る。
「君のお母さんとお父さんとは……同じクラスメートだったんだ。だからよく知ってるよ、君の両親のことは。」
藤條学院長はいきなり話を変えてなぜか私の両親の話になる。
うっそでしょ?!
お父さんまでこの学院にいたんだ……。
しかも藤條学院長と両親がクラスメートとかっ!
「ええっ?!そーなんですか?!」
「あぁ、そうだよ。結花とは昔から同じアイドル事務所で、仲良くしていたよ。貴司は数少ないプロデューサーだったし……よく手伝ってもらった。」
結花は私のお母さんで、貴司は私のお父さんの名前。
……そうだったんだ……。
でも、この学校、なんで共学だったのに男子校になっちゃったんだろ……?
「……この学校、なぜ共学から男子校になったのか……と思っているようだね?」
「!!」