青空ライン~君が居た青春~
俺達は誰一人喋らず中庭に来た。
俺はその無言の空気の中話を切り出した。
「単刀直入に言うけどっ……波瑠がstill kingかstar - meicarのプロデューサーを降りなきゃいけねぇらしくてっ……star - meicar のプロデューサーを降りるかもしれねぇんだっ……。」
「「「?!」」」
俺の言葉に、目を見開くほど驚く3人。
でも、優斗はなにか納得したように、それでも悲しそうな顔をしながらボソッと呟く。
「だから……あんなに気まずそうな顔をしてたんだ……。」
それって……波瑠のことか……?
……そりゃ当たり前だよな……俺達にプロデューサーを降りなきゃならないなんて言えるわけがない。
ましてや、昨日と同じようにいつも通り接することなんて、無理に決まってる……。
「波瑠ちゃんさ……今日の朝、すっごく目が腫れてて、なんでかなって思ってた。しかも、僕らと話すのを避けてたし。」