青空ライン~君が居た青春~
「ていうか、後ろになんでstar - meicarのメンバーがいるわけ?」
「えっとね……。」
私はとりあえず、日向に簡潔にこれまでのいきさつを話した。
「へぇ~!あの西園寺学院にプロデューサーとして転校したのか!」
「そう。それで女子が私しか居なくて……仲良くしてもらったのがstar - meicarの皆だったってワケ。」
「そうかそうかー!……波瑠がお世話になりました!」
「いっ、いえいえ!こちらこそ波瑠ちゃんと仲良くできて嬉しいです!」
……ふふ、嬉しいなぁ!
ていうか、なんで皆敬語?
同い年だしタメ口でいいんじゃ……?
「ねぇ、皆、タメ口でいいよ?同い年だし。」
私は気を利かせて皆に言った。
「無理無理無理!!憧れの人にタメ口とか無理だよ!」