青空ライン~君が居た青春~


「俺も自己紹介していいっすかー?」


と言って手をひらひらさせる連徒くん。
そうだ、連徒くんに自己紹介をしてもらってなかった。
してもらわないと、しゃべるきっかけが無くなっちゃうしね!


「勿論いいぞ……♪」


「ありがとうございまーす、瞬先輩。……えっと、俺は滝野連徒って言います。今、中等部3年です。よろしくお願いしまーす!」


「えっとうん、よろしくね。」


私は笑顔で連徒くんに言った。
なんかプロデューサーという仕事のおかげで中等部の子達とも接する機会が増えたなぁー……。

やっぱり年下の子達はみーんな可愛いからいいよねぇー……。


「んじゃー波瑠ちゃん、最後の確認、よろしくねー♪」


と言って湊先輩は私に明日の曲目、いわゆる披露する曲などが書いてある冊子を渡した。


「わかりました。」




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