青空ライン~君が居た青春~

私は大きなリボンをほどいて、包装紙に巻かれたものを取り出した。


「可愛い……!!」


取り出してみると、1メートルくらいのピンクのウサギの人形だった。

すっごくふわふわしてる……♪


「気に入ってもらえたかなー?」


「うん!すっごく!ありがと、浩輝くん♪」


「いいえー♪」


……家に帰ったらベッドに置こうかな♪


「じゃあ次はあたしでいいかしら~?」


「いいよー!」


「あたしはねぇー、すっごく悩んだんだけど……やっぱり波瑠ちゃんはこれが一番似合うかなって思って選んだの♪」


と言ってゆーちゃんは自分の鞄のなかから、高そうな箱に入っているものを出した。
……これ、もらっても大丈夫なの……?!



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