青空ライン~君が居た青春~
「じゃあ……次は僕でいいかな……?」
「いいわよ~♪」
遠慮がちに言った優斗くんの問いに、ふふふと笑いながら答えるゆーちゃん。
「えっと……すっごく悩んだんだけど!結局波瑠ちゃんは何がほしいのか、よくわかんなくて……ベタかなぁって思ったんだけど……はいっ。」
「ありがとう!」
私は漫画雑誌くらいの大きさの箱に入ったものを受けとる。
……なんだろ、これ?
私は浩輝くんもゆーちゃんももらってすぐ開けてみたから、この流れにのって開けた。
……わぁ……!可愛いヘッドフォン!
その箱に入っていたのは、ピンク色でこの夏限定のオリジナル商品のヘッドフォンだった。
これ、私が前、ほしいなぁって言ってたやつと同じだぁ……!