青空ライン~君が居た青春~


「琉生くん……そうだよね……。」


「僕たちはまだ、幼いけどね、波瑠にゃんが短い間だけど、いろんなことを教えてくれたんだ、あのholy wayのハルが。そんな待遇のいいユニットなんて、ほとんどいないし……ずっと波瑠にゃんにみてもらっていたのは、僕たちstar - meicarとstill kingだけだよ?そんなラッキーな僕たちが結果を残さなきゃ、ラッキーをもたらしてくれた神様に失礼だと思わない♪」


浩輝くんはさっきまで大泣きしていたときと真逆の表情をしていた。
まるでなにかを決意したように。

僕たちは……ラッキー……か。
たしかにあの超大人気アイドルユニット、holy wayのハルにみてもらった……。


「だからー、僕たちが今できることっていったら、もうあれしかないと思う!」


浩輝くんはニッと笑ってピースサインを僕たちには向かってした。
……そういうことか。

祥也くんと琉生くんも意味がわかったのか、顔を見合わせながら、微笑んでいる。

波瑠ちゃんに今できること、それは僕たちの本業で輝くしかない。





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