青空ライン~君が居た青春~
「まぁ、そんなわけでだ。いろいろ専属をどっちにするかとかあったのは知ってるが、still kingの専属プロデューサーとして、精一杯頑張れよ。」
「はいっ。」
star - meicarの皆は、もう何歩も前に進んでる。
私だけが取り残されるなんて、許されるわけがない。
頑張んなきゃ……!
「んじゃ、また細かいことは聞いてくれー。じゃあな。」
「ありがとうございました!」
私はレッスン室から出ていく直山先生に、頭を下げた。
……よし、隣の部屋に行って、皆に報告しよう♪
私はうきうきしながらレッスン室から出て、隣の部屋をノックした。