青空ライン~君が居た青春~
そして私はアメリカに留学して、高校3年間を過ごそうと思ってたけど……急にholy way が大きなイベントの仕事があるって聞いたから、2ヶ月で私は戻ってきた。
……それが、私のここ数年の出来事。
「体はいけるか?もうすぐでっかいイベントあるけど。」
「うん、今日は軽く踊ってきたけど、体は大丈夫だよ!」
「そっか。今日、イベントの打ち合わせあるけど参加する?波瑠はプロデューサーだし参加した方がいいでしょ。ちょうどstar - meicar君達もいるし。」
え?star - meicar になにが関係あるの?
私の疑問が日向に伝わったのか、日向はそうか、と言って咳払いをした。
「……聞いてなかったか。実はな、今度のイベント、西園寺学院主催のU-18アイドル王・女王杯があるんだよ。……それに俺達は参加するわけ。holy wayはグループ部門の司会進行があるから、忙しいぞ。しかも波瑠は総合プロデューサーだしな。」
はぁぁぁぁぁーーー?!
大きなイベントってことしか知らなかったからそんなの知るわけないじゃん!!
しかも総合プロデューサーとか!
新人のプロデューサーにやらせないでしょ、こんな大きなイベントなのに!!
「まぁ、知らなくても当然か。……あと、holywayとstar-meicar以外のユニットも今日の打ち合わせに来るから、よろしく。」
「人見知りするよ絶対ー……。」
私はこう見えて人見知りする方。
まぁ、重度の人見知りってほどではないけどねー……。
「大丈夫だろ。今日来るのは全員、西園寺学院のユニットだから。」