青空ライン~君が居た青春~


「藤宮と一緒にX'masイベントに臨んでもらうからなー。お前らがX'masイベントのステージをできるかは、お前ら次第だからな。頑張れよー。」


そう言って直山先生は藤宮さんという彼女になにかの資料を渡す。
……X'masイベントって……なに……?


「X'masイベントのステージ……ですか?」

 
他の皆もわからないようで、首をかしげていた。


「あー……お前らは知らないか。……12月に学院のX'masイベントがあるんだが、そのステージに立つことができるのはユニット5組だけなんだ。そのユニットを決めるのは俺達先生組と……学院長、卒業生、そして……プロデューサーの二人だ。」


ユニット5組のみ……?!
しかも決めるのは先生と学院長と卒業生と……プロデューサーの、波瑠ちゃんと藤宮さん……。

この学院のユニットは、アイドル界の中でも強豪が揃っている。
その中の……5組……なんて……。

できっこないじゃないか……?!
僕達には実績なんてほとんどないのに……。





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