青空ライン~君が居た青春~
「ちょっと着いてきてくれるかしら♪」
「い、いいけど……どこに?!」
「いいからいいから♪」
そう言われて、私は無理やり控え室の隣の部屋に連れ込まれた。
そして、その部屋にはなんと、ゆーちゃんの彼女、茉優ちゃんがいた。
「え?!茉優ちゃん?!」
「おひさしぶりです、波瑠さん。ちょっとここのイスに座ってもらえますか?」
「う、うん……?」
私は言われるがままに、茉優ちゃんに言われたイスに座る。
……な、何が始まるんだ……。
「じゃあ後はよろしくねぇ、茉優♪」
「うん。」
そう言って茉優ちゃんは少し恥ずかしながらゆーちゃんに手を振った。