青空ライン~君が居た青春~
「波瑠さんは元がもうすっごく輝いてるから、どんなことしても輝くんだよ。」
「それもそうねぇ……。」
彼方くん、當真先輩、柊くん、ゆーちゃんはなんかうれしいこといってくれてるけど、りょーちゃんはずっと下を向いたままで、私をみようとしなかった。
「りょ、……りょーちゃん?」
「…………/////」
りょーちゃんの顔を無理やり覗き込むと、私はりょーちゃんの顔が赤くなっていることがわかって、りょーちゃんに言おうとしたときには、もうりょーちゃんの腕の中に居た。
「りょりょりょりょーちゃん?!///////」
私は皆がみているっていうこともあって、腕の中から出ようとした。
……が。
「ちょっと。動かないでくれる?」
顔を隠しながらそう言った。
……顔、隠さなくても赤いの、わかってるのに。