青空ライン~君が居た青春~
*Ⅱ*久しぶりの笑顔
優斗side
***
クリスマスが終わって、忙しい年末年始が終わって。
また僕達には、苦しい空気が流れ出す。
もはやこの空気をどうにかすることは、限りなく無謀なことになっていた。
……プロデューサーである藤宮さんまでもが、プロデュースをサボりがちになってしまったのだ。
でも、誰も責めようとはしなかった。
"ユニット活動なんて、どうでもいい"
そんな空気になっていたんだ。
藤宮さんは、X'masイベントのオーディションが終わってからかな、僕達に暴言を吐くようになっていった。
いつもカリカリしてて。
でも、藤宮さんを責めることが出来ないのは、そうなってしまったのは僕達のせいだと思っているから。
「もうすぐ、バレンタインイベントだが……うちはどうするんだ……?」
近くに座っていた祥也くんは、ボソッとそう口にする。
「はやく決めないと、先生に怒られちゃうし……今日の放課後、集まろっか。」
きっと全員は集まらないだろうと思いながらも、祥也くんにそう言った。
「わかった。琉生にもいっておく。」
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クリスマスが終わって、忙しい年末年始が終わって。
また僕達には、苦しい空気が流れ出す。
もはやこの空気をどうにかすることは、限りなく無謀なことになっていた。
……プロデューサーである藤宮さんまでもが、プロデュースをサボりがちになってしまったのだ。
でも、誰も責めようとはしなかった。
"ユニット活動なんて、どうでもいい"
そんな空気になっていたんだ。
藤宮さんは、X'masイベントのオーディションが終わってからかな、僕達に暴言を吐くようになっていった。
いつもカリカリしてて。
でも、藤宮さんを責めることが出来ないのは、そうなってしまったのは僕達のせいだと思っているから。
「もうすぐ、バレンタインイベントだが……うちはどうするんだ……?」
近くに座っていた祥也くんは、ボソッとそう口にする。
「はやく決めないと、先生に怒られちゃうし……今日の放課後、集まろっか。」
きっと全員は集まらないだろうと思いながらも、祥也くんにそう言った。
「わかった。琉生にもいっておく。」