青空ライン~君が居た青春~
*Ⅱ*YELL
優斗side
***
「皆ありがとー♪」
「あ、ありがとうっ!」
「いつもありがとう。」
「ありがとな。」
僕達star - meicarは、ステージが終わると四人で学院中を歩き回りながら、お菓子を配ってお客さんといろいろ写真を撮ったりしていた。
すごく充実している今だけど、藤宮さんはなぜか、僕達にはついてこなかった。
……学院中を回る前は一緒にいたのに。
プロデューサーの仕事で忙しいのかも。
そう思った僕は、波瑠ちゃんのことも考える。
……そういや、波瑠ちゃんも見てないなぁ……。
まぁ勿論、波瑠ちゃんには二学期が始まってから喋ったりなんかはまったくしていない。
こんなイベントだからこそ、淡い期待を抱いていた僕だけど。
やっぱり、波瑠ちゃんは近くて遠い人だと実感してしまう。
もうすぐ1年生の年が終わる。
……もうすぐ、僕達は2年生になるからこそ、波瑠ちゃんがプロデューサーではないことにやっと馴れたんだと思う。
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「皆ありがとー♪」
「あ、ありがとうっ!」
「いつもありがとう。」
「ありがとな。」
僕達star - meicarは、ステージが終わると四人で学院中を歩き回りながら、お菓子を配ってお客さんといろいろ写真を撮ったりしていた。
すごく充実している今だけど、藤宮さんはなぜか、僕達にはついてこなかった。
……学院中を回る前は一緒にいたのに。
プロデューサーの仕事で忙しいのかも。
そう思った僕は、波瑠ちゃんのことも考える。
……そういや、波瑠ちゃんも見てないなぁ……。
まぁ勿論、波瑠ちゃんには二学期が始まってから喋ったりなんかはまったくしていない。
こんなイベントだからこそ、淡い期待を抱いていた僕だけど。
やっぱり、波瑠ちゃんは近くて遠い人だと実感してしまう。
もうすぐ1年生の年が終わる。
……もうすぐ、僕達は2年生になるからこそ、波瑠ちゃんがプロデューサーではないことにやっと馴れたんだと思う。