青空ライン~君が居た青春~
「そうできるように、俺達は頑張るよ。」
そう言って微笑む琉生くんは、本当にやってやるっていう顔だった。
「波瑠がよかったら、だけど……浩輝と優斗が復帰できたら、またstar - meicarのプロデューサーとしてしてくれないか……?」
え……?!
プロデューサー、やっていいの……?!
「さっき、学院長と話したんだ。それで……了承を得た。」
私はその言葉に目を輝かせる。
……でも、still kingは……どうするの?
また皆に迷惑かけちゃうってことでしょ?
「今すぐ、返事はできな―――」
私が今すぐは無理、と言おうとすると、それを遮るように違う声が重なった。
「波瑠はstar - meicarのプロデューサーであり、still kingのプロデューサーってことでいいじゃん。俺達はいいから。やれば?プロデューサー。」
「りょーちゃん……っ?!」