青空ライン~君が居た青春~
*Ⅱ*welcome to fivekings country
***
なんだ、ここ……。
私は若干……寮を見て、挙動不審になっていた。
アイドル科の寮って、こんなに豪華なの……?!
さっき私は、アイドル科の寮以外にも、普通科の寮、声楽科の寮などを見てきた。
アイドル科だけ、超豪華過ぎる寮の外観。
寮に入る門でさえ、厳重でかつ高そうなものを使っていそう。
建物は高級マンションのような外観だけど、二階建てで建物が口のような形でたっている。
学院長と話した感じ、だいぶアイドル科だけ贔屓してたようには思ったけど……まさか贔屓がこんなところにあったなんて。
てか私、この学院の寮があるなんてしらなかったんだよなー……。
……で、どうやって入るの、これ……。
私は門をしばらく見つめていると、なにかカードをかざすところがあった。
……これ、学院の生徒手帳をかざすやつかも……!
私は迷わず生徒手帳を鞄から取りだし、かざしてみる。
すると、キィィィ……という音を出しながら、門は開いた。
やった、開いた!
私は迷わず、奥へと進んだ。
すると、すぐに高級マンションのような窓口のお姉さんがいることに困った。
なんて言えば……。