青空ライン~君が居た青春~


「え、波瑠あってなかったの?……でもまぁ、これからは同じ学校ってことだし、前みたいに一緒に居れるんだよね!」


「うん!……心咲、よろしくね。」


「こちらこそ♪」

 
同い年のプロデューサーが心咲なんて、これからの学校生活、絶対楽しくなるよなぁ~。


「波瑠、プロデューサーのこと、いろいろ教えてくれない?私、まったく分かんない!」


そう言って心咲は頭を抱えた。
……プロデューサーになりたくてこの学院に入ったんじゃないの???
そんな疑問はすぐに宙に消えてしまった。
 

「あー、うん、まずはね、専属とか決めなきゃいけないんだけど、どこがいいとか希望はもうある?」


「ん~、特にないなぁ。……あ、でも、pom flowerとring hell……とか、好きだよ!」


pom flowerー……、確かに心咲に合ってるかもなぁ、雰囲気的に。

ring hellは……完璧主義だし……心咲は案外きっちりしてるからいいかも。





< 505 / 701 >

この作品をシェア

pagetop