青空ライン~君が居た青春~
「……そうね……。まぁとりあえずそれは良いわ、とにかく波瑠、菜津は二人でユニット分けてくれる?どのユニットを担当してくれても構わないから。」
……ユニットの担当を決めるってことはお姉ちゃんもプロデューサーとしてやるってことだよね。
……お姉ちゃん、デザイナーとプロデューサーをするなんてすごいなぁ。
「わかりました。」
「はいっ。」
「じゃあちょっとだけ廊下で話しても良いですか?」
「ええ、良いわよ。」
「波瑠、こっち。」
お姉ちゃんは私を手招きした。
廊下に出ろってことかな?
私は黙ってお姉ちゃんの方へついていった。