青空ライン~君が居た青春~
速い新幹線に約三時間乗って来たのは、定番の京都でした。(定番過ぎる!)
「すごい、古風な街並み、こんなの東京では観ないからね~!」
「歴史的建造物がたくさんあるな。」
「抹茶ケーキとか、苺大福とか、団子とかあるかな……?!」
優斗くんと祥也くんは、あまりみかけない古風な街並みや歴史的建造物に見とれているのだが、浩輝くんはまさに"花よりだんご"状態で屋台をずっと見ていた。
「おーい、お前ら、今日は自由行動だから、はぐれんなよ~?」
「確か今日と明日はずっと自由行動だよね♪琉生くんはどうする?star - meicarと回る?」
「あー……俺はstar - meicarと回るかな。波瑠は?」
「私は浩輝くんに誘われて、今日はstar - meicarとで……明日は心咲と回る!……一緒に回っていい?琉生くん。」
「全然!いーよいーよ。」