青空ライン~君が居た青春~
「なら言ってくれればよかったのに。……今日見れるよー、午後でいいかな?」
午前中はもうstill kingを見るって言っちゃってるしね。
「本当か?……ありがとう。助かるよ。」
祥也君は優しく笑って言った。
「超未熟なプロデューサーだから……なにもできないと思うけどね?」
「プロデューサーはまだまだでも、波瑠にはアイドルとして学ばせてもらうことがいっぱいあるからな……波瑠はアイドルとして尊敬している。」
……祥也君って、本当に真面目で純粋で人に優しくできて……すっごくいい人だなぁ。
お世辞でも、嬉しいし。
「ふふ……ありがとう。全然なにもしてないんだけどね……。」