青空ライン~君が居た青春~
「波瑠ちゃ~ん、昨日ぶりだね~。」
「お、波瑠じゃねーか。」
「波瑠先輩、はよーございまーす♪」
「波瑠ちゃん、今日はよろしくのう……♪」
「おはようございます、瞬先輩、湊先輩、隆くん、連徒くん。」
個性豊かなメンバーが、ぞろぞろとホテルのロビーから歩いてきた。
昨日は皆制服だったのに、今日は全員スーツでかっこよく決めてるから、一瞬誰かと思った……。
とはいっても、私もスーツなんだけどね。
「波瑠先輩、なんだかかっこいいですね~♪別人みたい♪」
「ほんと?ありがとう~♪連徒くんもかっこいいよっ。」
「ほんとですかっ?波瑠先輩に言われると嬉しいな♪」
「お前うるせーんだよ馬鹿野郎!波瑠はこいつに構わなくていいからっ!!」
私と連徒くんが話していると、割り込むように間に入って隆くんが怒っている。