青空ライン~君が居た青春~
*Ⅱ*仲間のおかげで
波瑠side
***
「ん……はぁ、疲れたぁ。」
「お疲れ~、波瑠ちゃん。」
「湊先輩もお疲れ様です。」
やっと長い会議が終わり、お昼休憩に入ったところだった。
今は、瞬先輩と隆くんと連徒くんがお弁当を買ってきてくれているので、湊先輩と留守番って感じ。
「なんか、学院長同士が火花を散らしてる感じだったよね~。」
「ですよね。なんか、怖かったです。」
「あはは、普段は温厚らしい藤條学院長でさえ、ピリピリしてたもんね~。」
そんな他愛もない話をしながら、ホテルのロビーのソファーに腰かける。
でも、なぜか湊先輩は不自然だった。
ちらちらと時計をみたり、入り口を眺めていたり。
「あのう……湊先輩、どうかしましたか?」
「えっ?!いやっ?!な、なんでもない!」
***
「ん……はぁ、疲れたぁ。」
「お疲れ~、波瑠ちゃん。」
「湊先輩もお疲れ様です。」
やっと長い会議が終わり、お昼休憩に入ったところだった。
今は、瞬先輩と隆くんと連徒くんがお弁当を買ってきてくれているので、湊先輩と留守番って感じ。
「なんか、学院長同士が火花を散らしてる感じだったよね~。」
「ですよね。なんか、怖かったです。」
「あはは、普段は温厚らしい藤條学院長でさえ、ピリピリしてたもんね~。」
そんな他愛もない話をしながら、ホテルのロビーのソファーに腰かける。
でも、なぜか湊先輩は不自然だった。
ちらちらと時計をみたり、入り口を眺めていたり。
「あのう……湊先輩、どうかしましたか?」
「えっ?!いやっ?!な、なんでもない!」