青空ライン~君が居た青春~
連絡
優斗side
***
都内某所の、事務所の会議室。
僕らはまた、ここでユニットの会議をしている。
ライブから、半年が経って……いつもと変わらない、仕事尽くしの毎日を送っていた僕達。
波瑠ちゃんは相変わらずプロデューサーとして、忙しくしているようだけど……なにか、吹っ切れたような顔で、いつも仕事をしているらしい。
そして、僕と波瑠ちゃんの関係も……相変わらず。
友達以上、恋人未満。
そんな言葉が似合う、変な関係だった。
二人が空いている日には、当たり前のようにどこかへ遊びにいったり。
仕事終わりに、二人で飲みに行くのもしょっちゅうだった。
そのなかに、入れ替わり立ち替わりでstar - meicarの皆や、still kingの皆も一緒に飲みに行っている。
僕と波瑠ちゃんの関係を、一番気にしてくれているのは……やっぱり、遊佐くんだった。
小さいときから同じ世界で生きていた遊佐くんは僕の数少ないモデル時代の友達で、そりゃ遼くんと波瑠ちゃんに比べれば一緒に居ることはそこまでなかったけど、それでも良き理解者だった。
だからこそ……早くこの関係をどうにかしたい!……って思ってるんだけど。
……そんなに、うまくいくわけないよね~……。
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都内某所の、事務所の会議室。
僕らはまた、ここでユニットの会議をしている。
ライブから、半年が経って……いつもと変わらない、仕事尽くしの毎日を送っていた僕達。
波瑠ちゃんは相変わらずプロデューサーとして、忙しくしているようだけど……なにか、吹っ切れたような顔で、いつも仕事をしているらしい。
そして、僕と波瑠ちゃんの関係も……相変わらず。
友達以上、恋人未満。
そんな言葉が似合う、変な関係だった。
二人が空いている日には、当たり前のようにどこかへ遊びにいったり。
仕事終わりに、二人で飲みに行くのもしょっちゅうだった。
そのなかに、入れ替わり立ち替わりでstar - meicarの皆や、still kingの皆も一緒に飲みに行っている。
僕と波瑠ちゃんの関係を、一番気にしてくれているのは……やっぱり、遊佐くんだった。
小さいときから同じ世界で生きていた遊佐くんは僕の数少ないモデル時代の友達で、そりゃ遼くんと波瑠ちゃんに比べれば一緒に居ることはそこまでなかったけど、それでも良き理解者だった。
だからこそ……早くこの関係をどうにかしたい!……って思ってるんだけど。
……そんなに、うまくいくわけないよね~……。