青空ライン~君が居た青春~


「も~……あのね、私……、優斗くんの笑顔大好き。」


「/////……僕もだよ?」


「ふふっ……、なんか、思い詰めてた私が馬鹿みたい。」


「あはは、僕もだよ~。」


二人しかいない会議室。
そんな中で私達は声をあげて笑っている。
それだけで、幸せって呼ぶんじゃないかな。


「波瑠ちゃん……。」


「ん?」


「嫌だったら、殴ってくれていいから。」


なぜか懐かしい、優しいキス。
私達は、普通の恋より……すごくひねくれ曲がっているのかもしれないけど。
今、幸せだから。
きっと、これも恋だよね?



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