青空ライン~君が居た青春~
青空と幸せ
***
あれから6年。
「まま~、今日はどこ行くの~?」
「今日はね~、ママが大好きだった人のところ♪」
「波瑠ちゃん……別に僕らの幼馴染みとかお友だち~とかでよくない……?」
「え~?だって、その方が分かりやすいじゃん♪」
「いや、逆に誤解されるでしょ……。」
「あっ、ぱぱはその人に『しっと』してるんだ~?ぱぱはままのこと大好きだもんね~♪」
「いやっ、別に嫉妬してるわけではないよ?!ママのことは大好きだけどね?!」
「えー~、パパはりょーちゃんに嫉妬してたの~?」
「はーるーちゃーん~……?!」
「もー、怒らないでよ~?」