青空ライン~君が居た青春~
「……まだ優斗君となにも話してないの。私は……優斗君が前に進めない限り、私はモデルはできないよ……。」
「まだしてなかったのか……。」
優斗君にそろそろ話さなきゃな……。
二人とも久しぶりに会ったけど、その事については触れたくない話題だしね……。
「日向も心配してたぞ。……モデルをしてくれなきゃ安心できねぇって。」
「日向と話したの?……早いね。」
「まぁな。」
日向とりょーちゃんは昔から知っている顔見知りのような関係。
私と日向はずっと一緒にいたし、りょーちゃんと私は仕事場所がほとんど一緒だったから、顔を会わせるのは少なくないから、たまに話すぐらいの関係が今でも続いているみたい。