青空ライン~君が居た青春~

でも私はモデルがやりたくて、事故から1年後、モデルに復帰した。

……でも、その時……私は笑顔を失った。

事務所から笑うなと言われ、自分は笑顔がない人形のようなモデルだった。

私はモデルに失望し、モデルを辞めた。

でも、芸能界から去るのは嫌だったから……その時川村社長からアイドルのスカウトを受けて、アイドルになった。

それが私のモデル人生だった……。


「優斗君は……私に悪いと思ったからモデルを辞めたんでしょ……。私が庇っただけなのにっ……。」


そう言う私の顔をじっと見つめる優斗君。
そんな悲しそうな顔をしないで……。


「違うよっ……僕なりにけじめをつけたかったんだっ……。波瑠ちゃんに庇ってもらったお陰で生きてるんだ……。なのに僕だけモデルを続けるのは自分自身が許さなかっただけだよ……。波瑠ちゃんはなにも悪くないんだ……。」




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