派遣社員の孤独と憂鬱

 もうダメだった。

 思わず、手に持っていたガスバーナーを放り投げて「やってられるか!」

   

 もちろん、やった後は「あちゃー!  やっちまったぁ!」とは、思ったけどもうしょうがない。



 その後は、黙って各自仕事をして帰ったよ。

 それからしばらくは、口も聞かなかった時が続いたね。

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