一生続く恋をしよう。
「………おいっ!!おいっ!!溢れるっ!!」


「えっ!?あっしまった!」


「あっこのバカっ!!」





はぁー。




どうやら今日はとことんついてないらしく。


ぼーっと考えてたら、パスタをゆでてた鍋が溢れて


焦って



火傷した。


そして、今。



マネージャーが、保冷剤で私の手を冷やしている。



「すみません。」


「ったく!今日はほんとついてない日だな!」


ちょっとグサッとする。



「すみません。迷惑かけて……」


本日2回目。


泣きそうになる。



本当私、迷惑ばかりだ。




「別に迷惑なんて思ってない。なんとも思ってねぇよ。」


そう言うとマネージャーはまた、


誤解させる。


向かい合わせに座っていた私をひっぱり、


自分の胸のなかに閉じ込める。



あーだめだ。



今この状況はヤバイ。


確実に泣いちゃうし、


泣いた後は、『トキメキ』に天秤が


グッと傾く。



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