一生続く恋をしよう。
あっと言う間に日にちが過ぎて


今日は打ち上げ当日。


私は遅番で、先輩と一緒に合流する。


「今日って黒木マネージャーも来るんだよね?ちょっときまづいなぁ……」


えっ比呂人ってそんなに嫌われてるの?


「あっ違うよ?黒木マネージャーがどうってのじゃなくてさ。そっか、牧田さんは知らないか。」


なんだろう。


嫌な予感がする。


この先を聞きたくない。


「黒木マネージャーと三木店長って付き合ってたんだよ。」



頭が真っ白になる。


「しかもさ、噂だと黒木マネージャーがプロポーズしたけど、三木店長が今は仕事したいって断ったとか。それで破局らしいよ。」



胸がぎゅーって締め付けられる。


三木店長が比呂人の事を好きかもしれない。


そうは思ってたけど、まさか付き合ってたとは思わなかった。


「へ、へぇーそうなんですか?知らなかったー。」


私は精一杯の返事をすると、


あとはもう、先輩の話は何も耳に入ってこなかった。


ただずっと、

頭のなかを比呂人と三木店長がぐるぐるまわっていた。









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