失い続けて見つけたモノ

日焼け



来てしまった…


海という名前がついていながら海にあまりこない私


それとは対照的に海に慣れているのかはしゃぐ昌也と詩音


侑は日陰で座っていた



私はどうしようか迷ったけど侑の方に行った


理由は……暑いから…だよね?


私おかしいかも…



そんな思いを振り消して

侑の近くに座った



なんだか隣に座る事は出来なかった…


侑の方は完璧に日陰だが


私の方は足が少し日に当たる…


侑は何も喋らなかった


凄く気まずい…



何で何も喋らないの!?


答えは簡単だ


私と同じなつかないタイプの奴だからだ



なんかこの空気にさえ少し心臓の音が五月蝿い気がする…



私どうしちゃったのかな?

ねぇ…侑…

私…






何もお互いが言わないまま時間が過ぎた…





侑……
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