失い続けて見つけたモノ

はぁ〜…
すっかり日も暮れたな…


昌也は寝続けているし


侑はまただんまりだしで…


何で?


詩音とはあんなに仲良く喋ってたじゃん…




………コレって嫉妬…なのかな……



私は思い切って言おうと思った


「ねぇ、ゆっ…」



ぎゅっ




一瞬にして私は言葉を失った




私は侑に抱きしめられていた…



「侑!?」




その間も侑はだんまりだった



ただ小さく










「ゴメン……」










そう言った気がした…
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