失い続けて見つけたモノ
でもそんな底無しに明るい昌也を羨ましくも思った
何故なら私は人に滅多になつかないし
人見知りだ
昌也みたいな性格を素敵に思う…
そんなこんなで初日は終わり帰り道
なんとなく私達4人はくっついて行動していた
「ねぇせっかくなんだから今度どっか遊びに行こうぜ〜」
昌也はかわいらしい笑顔でみんなの賛否を待った
「私はいいけど♪海は?」
私は別に忙しいわけでもない…
「いいよ多分」
「海は素っ気ないな〜(ノ_・。)」
すねたように昌也が言う
「どうとでも言えば?」
私はすかさず返す
「ハイハイ喧嘩しない」
詩音が割って入ってこなければ多分蹴り飛した
「いいもんね!俺には侑がいるもん!」
「暑苦しいな馬鹿昌也」
(ノд・。)
「解った解った…一緒に行くよ…」
折れたように侑が言った
なんだかんだ言って仲良しなんだな…
「本当!?やったぁ♪」
嬉しそうに無邪気に喜んで走り回る昌也が今日の日光と重なって眩しく見えた