イクメン作家と恋心。初期版2巻(修正済み)

睦月のお遊戯会。


しゅんと落ち込んでしまう。
すると先生が

「……まぁでもいいのではないか?
書類や何かを書く時に役に立つだろう」

「本当ですか!?」

良かった……使って貰えるみたいだ。

ホッと胸を撫で下ろしていると私の方に
近づいてくる先生。

先生……?

そうしたら、私のおでこにチュッと
kissをしてくれた。

えぇっ!?

驚いて先生を見ると

「今日の礼だ。悪かったな。
さて、シャワーでも浴びてくるか」

それだけ言うと行ってしまった。
私は、ボー然としながらおでこを押さえた。

おでこに……kissされてしまった。
まるで、昨日と逆になってしまったわ。

胸が凄い勢いで高鳴りだした。

嘘……凄く嬉しい。

「先生……もう1回お願いします!」

「はぁっ?調子に乗るな」

「いいではないですか?もう1回。
お、お願いします!」

もう1回おでこでもいいからkissしてほしい。
近づくと先生にデコピンされる。

うっ……痛い。
kissではなくてデコピンされてしまった。

「これだって。
昨日お前がしてきたから事だろ?
やり返したまでだ。
分かったのならもう二度とやらん」

そう言われてしまった。

昨日…?

「ま、まさか。
昨日起きていたんですか!?」

えぇっ……先生。

「さぁな…」

ニヤリと笑うと行ってしまった。

えぇっ!?

ますますボー然としてしまった。

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