泣かない私
彼のこと
彼が私の部署に異動してきたのは、
去年の秋でした。
同じ部署になったといっても、
彼は上の立場なので、
下っ端の私は直接話す機会はめったにありません。
初めてちゃんと話したのは、忘年会の時。
「春川さんは、いつも朝早くから来て、頑張ってくれてるよねー」
と、声をかけられ、
「あ、見ててくれてるんだ」
と思い、嬉しくなったことを覚えています。
その日は、他にもいっぱい人がいたのに、
彼はなぜか私にたくさん話しかけてくれ、
あれ?私、気に入られてる?
とちょっとだけ優越感というか、気分がよかったです。
去年の秋でした。
同じ部署になったといっても、
彼は上の立場なので、
下っ端の私は直接話す機会はめったにありません。
初めてちゃんと話したのは、忘年会の時。
「春川さんは、いつも朝早くから来て、頑張ってくれてるよねー」
と、声をかけられ、
「あ、見ててくれてるんだ」
と思い、嬉しくなったことを覚えています。
その日は、他にもいっぱい人がいたのに、
彼はなぜか私にたくさん話しかけてくれ、
あれ?私、気に入られてる?
とちょっとだけ優越感というか、気分がよかったです。