*°春夏タチバナ*°




【冬羽side】






秋くん達買い出し組が行ってしばらく黙って黙々と掃除していると




梨花さんがポンッと肩を叩いてきた











「そろそろ休憩する??」





「あ、はいっ!
だいぶ綺麗になりましたね♪」





「うん!
ふふ♪じゃあ休憩がてら恋バナでもしようか♪」











梨花さんはそう言って笑うと
どこから取り出したのか、オレンジジュースをくれた






実は私も琉弥さんと梨花さんの付き合った経緯とか気になってたんだよね♪











「梨花さんは琉弥さんとどうして付き合ったんですか??」






「私が冬羽ちゃんと会った時まだ秋のこと好きだったでしょ?
その時から琉弥からは告白されててね…
秋とあった事も全部話してて知ってるんだ」











その話をする梨花さんはとても輝いているように見える






きっととても琉弥さんが大事何だろうなぁ











「それでまぁ、秋のこと諦めるって決めて
でもなかなか諦めれなくて悩んでる時
ずっとそばで支えてくれたのが琉弥」






「おおっ♪」






「それで琉弥のこと前向きに考えるようになって、どんどん惹かれていったの♪
琉弥と付き合えて幸せだよ私は♪」






「とても幸せそうです♪」











優しくて穏やかで気が利いてしっかりしている梨花さんと


優しくて、でもあえて空気読まない時がある琉弥さんは


とてもお似合いだなぁ♪





梨花さんが本当に幸せそうだから私も嬉しくなっちゃった♪






なんて考えて1人にやけていると
梨花さんから見つめられていることに気がついた











「ど、どうしました??」






「冬羽ちゃんは?
冬羽ちゃんは秋と付き合ってて幸せ??」






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