*°春夏タチバナ*°




「まぁそう、あの難関大学の医学部に行こうと思ってる」





「え!?」











難関大のしかも医学部!?



そりゃ勉強するよね!











「なんで医者になろうと??」





「もともと医学に興味あって
俺の頭じゃ医者は無理だと思って薬剤師とかも考えたけど、やっぱり医者がいいってなった」






「なるほど…
でももうすごく頭いいよね♪」






「ん〜、まぁそれなりにしてるから」











そっか、きっと人一倍勉強してるんだ


だっていっぱい参考書とかがあるもんね




そんな秋くんがまたかっこいいよ












「秋くん…」





「ん??」











私は秋くんがどうしようもなく愛しくなって

自分からキスしてしまった







は、恥ずかしいけど…



でも私だって秋くんが好きだもの

これくらい、いいよね?







と、キスして秋くんをチラッと見ると





珍しく顔を赤くしている秋くんが目に入った











「えっ?」





「と、冬羽?」











うそ!?

あの冷静沈着で割と無表情な秋くんが
顔を赤く染めてる…??





か、かわいいです!!











「そういうのはダメだって」





「え?」











嫌だったかな?

なんて思った瞬間────






ドンッと床に押し倒されてしまいました!






ゆ、床ドンってやつですね…

今回は本物の床ドンですね





ど、どうしようっ!






< 204 / 284 >

この作品をシェア

pagetop