*°春夏タチバナ*°
「まぁそう、あの難関大学の医学部に行こうと思ってる」
「え!?」
難関大のしかも医学部!?
そりゃ勉強するよね!
「なんで医者になろうと??」
「もともと医学に興味あって
俺の頭じゃ医者は無理だと思って薬剤師とかも考えたけど、やっぱり医者がいいってなった」
「なるほど…
でももうすごく頭いいよね♪」
「ん〜、まぁそれなりにしてるから」
そっか、きっと人一倍勉強してるんだ
だっていっぱい参考書とかがあるもんね
そんな秋くんがまたかっこいいよ
「秋くん…」
「ん??」
私は秋くんがどうしようもなく愛しくなって
自分からキスしてしまった
は、恥ずかしいけど…
でも私だって秋くんが好きだもの
これくらい、いいよね?
と、キスして秋くんをチラッと見ると
珍しく顔を赤くしている秋くんが目に入った
「えっ?」
「と、冬羽?」
うそ!?
あの冷静沈着で割と無表情な秋くんが
顔を赤く染めてる…??
か、かわいいです!!
「そういうのはダメだって」
「え?」
嫌だったかな?
なんて思った瞬間────
ドンッと床に押し倒されてしまいました!
ゆ、床ドンってやつですね…
今回は本物の床ドンですね
ど、どうしようっ!