*°春夏タチバナ*°
あれから数時間
結局2人共寝ていて、起きたら6時でした
それから準備して
秋くんに連れられて来たのは…
「わ〜〜っ!すごく綺麗っ♪」
そう、クリスマスにピッタリの
綺麗なイルミネーションのところ♪
「すごいっ!!
こんなに綺麗なところ初めてきたよっ♪」
「喜んでもらえてよかったよ」
「えへへ♪
秋くん、しゃ、写真…撮らない…?」
未だに一つも2人で撮った写真がないから
記念に綺麗なイルミネーションを背景に撮りたい
そう聞くと、ニコッと微笑んでくれた秋くん
「いいよ
じゃあ撮ろうか」
「うんっ!!」
あんまり写真とか好きそうじゃないから不安だったけど良かった♪
そして私がケータイを内カメラにして構えると
「もっと寄りなよ」
秋くんがグッと近づいてきて
頭を手で引き寄せてもう引っ付いてしまった
やばいやばいやばい、ドキドキするよっ
カメラに写ってる自分は
ゆでダコみたいに顔が真っ赤で凄いことになっている
こうしていると本当にカレカノみたい
なんていまさら思ったりして…
「じ、じゃあ撮るよっ?
はい、チーズ」
緊張しながらも精一杯の笑顔で撮る
まぁ、緊張が伝わる顔だけど
秋くんも優しげに笑っていて満足♪
「もう一回撮ろう」
「え?いいの??」
「うん、いいから」
「じゃ、じゃあ
はい、チーズっ♪」
まさかの二枚目を秋くんから要求されてビックリしたけど
一枚目よりは緊張しなく撮れそうだと思って
シャッターを押すと同時に……
フワッと、唇に柔らかい感触が…っ
撮ると同時に秋くんが私の顔を引き寄せて
き、き、き、キス写真を撮ってしまいました!
わぁぁどうしようっ
恥ずかしいっ!!
けど、嬉しいな…♪