*°春夏タチバナ*°




あれから数時間



結局2人共寝ていて、起きたら6時でした





それから準備して
秋くんに連れられて来たのは…











「わ〜〜っ!すごく綺麗っ♪」











そう、クリスマスにピッタリの
綺麗なイルミネーションのところ♪











「すごいっ!!
こんなに綺麗なところ初めてきたよっ♪」





「喜んでもらえてよかったよ」





「えへへ♪
秋くん、しゃ、写真…撮らない…?」











未だに一つも2人で撮った写真がないから
記念に綺麗なイルミネーションを背景に撮りたい




そう聞くと、ニコッと微笑んでくれた秋くん











「いいよ
じゃあ撮ろうか」





「うんっ!!」











あんまり写真とか好きそうじゃないから不安だったけど良かった♪




そして私がケータイを内カメラにして構えると











「もっと寄りなよ」











秋くんがグッと近づいてきて
頭を手で引き寄せてもう引っ付いてしまった



やばいやばいやばい、ドキドキするよっ





カメラに写ってる自分は
ゆでダコみたいに顔が真っ赤で凄いことになっている



こうしていると本当にカレカノみたい
なんていまさら思ったりして…











「じ、じゃあ撮るよっ?
はい、チーズ」











緊張しながらも精一杯の笑顔で撮る



まぁ、緊張が伝わる顔だけど
秋くんも優しげに笑っていて満足♪











「もう一回撮ろう」





「え?いいの??」





「うん、いいから」





「じゃ、じゃあ
はい、チーズっ♪」











まさかの二枚目を秋くんから要求されてビックリしたけど



一枚目よりは緊張しなく撮れそうだと思って
シャッターを押すと同時に……






フワッと、唇に柔らかい感触が…っ





撮ると同時に秋くんが私の顔を引き寄せて


き、き、き、キス写真を撮ってしまいました!






わぁぁどうしようっ


恥ずかしいっ!!




けど、嬉しいな…♪






< 206 / 284 >

この作品をシェア

pagetop